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​ボランティアとは

​自発的に、他者や社会のために行う活動

​「ボランティア」という言葉は慈善活動の意味で使われることが一般的ですが、自発的に行動するという意味が込められています。言葉の語源はラテン語のボランタス(voluntas)で、「自由意思」という意味です

ボランティア活動をする上で、心がけたい「4つの原則」があります。

自主性・主体性

「やってみよう!」というチャレンジ精神を大切にしましよう。

社会性・連帯性

お互い助け合いながら取り組もう!あいさつや自己紹介、コミュニケーションも大切に!!

 

無償性・無給性

見返りを求めない!出会いや発見、感動など精神的な報酬が得られ、きっと、将来に役立つ貴重な経験になります。

創造性・先駆性

考えならがら活動しよう。思いついたことは、どんどん提案しよう!

 

そして、3つの気をつけたいこと!

約束とルールは必ず守る

学生は日々忙しいかもしれません。学校、習い事、塾、部活、勉強、恋愛、遊戯… 無理せず、ボランティアに参加しましょう。他の予定も踏まえながら、自分のペースで参加しよう!

しかしやると決めたら、必ず参加しましょう。遅れそうになるときは、事前に連絡しよう。活動先ではルールを必ず守るようにしましょう!

相手をリスペクト

相手の立場を尊重して取り組みましょう。自分の考えだけで行動するのではなく、何が必要とされているのか知ることが大切です。

ボランティアは、「労働」ではありません。慎ましい表現ですが、「お手伝いさせていただいている」という気持ちを忘れないようにしましょう!

無理をしない

最初は分からないのが当たり前です。遠慮せずに、分からないことや困ったことを近くの大人に相談しましょう。無理せず、自分のできる範囲で活動しましょう。

​宣伝ではないですが (笑) 安心して活動できるように、「ボランティア保険」に加入するのがおすすめです。詳しくはこちら!

ボランティアについて、より詳しく

1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「ボランティア」が日本国内で広く定着し、関心が高まりました。当時、全国から138万人がボランティアとして被災地に駆けつけたことから、「ボランティア元年」とも呼ばれています。また、1月17日は「防災とボランティアの日」とされています​。

​~ ボランティアからの学び ​~

経験談

※インタビューにご協力いただいた方から許可を得て掲載しています。

 おぐま はるか
小熊日花さん

NPO法人国際ボランティア学生協会 (IVUSA)の2024年度学生代表。埼玉大学教育学部4年生。

大学では、保育士と幼稚園教諭の免許をとりながら、子育て支援を研究しています🍼

  • ボランティアを通して得られた経験

コミュニケーション能力や計画力、マネジメント能力など、社会に出て役立つ力がたくさん身についたと感じます!また、活動を通してたくさんの仲間と出会い、人脈もかなり広がりました!
 

  • ボランティアの魅力

ボランティアをしているときは、夢中になって活動できて、やりがいを感じることができます!また、ボランティアを通して様々な人と出会え、自分自身の価値観も広がっていく感じがします。
 

  • きっかけ

大学受験が終わって、何かもう一つ挑戦したい!せっかくなら学生のうちにしかできないこと、社会に貢献できることがしたいと思い、入会を決めました!都心部に住んでいることもあり、もともと環境保護について関心が高かったことも理由の一つです!

  • 活動している団体について

非営利活動法人国際ボランティア学生協会 (通称IVUSA 読み:イビューサ) という団体で代表をしています!約80大学、2600名を超える学生が所属する、日本一の学生ボランティア団体です!これまで主に環境保護や地域活性化の活動に参加していて、海岸清掃やお祭りの運営補助をしてきました!

  • 最後に、中高生に向けて

IVUSAは環境保護、地域活性化、子どもの教育支援、国際協力、災害救援など様々な分野を網羅した団体です。たくさんの選択肢、チャンスに溢れており、自分自身を成長させる大きなきっかけになるでしょう!ぜひみなさんのご入会をお待ちしております✨

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NPO法人国際ボランティア学生協会 (IVUSA)
日本最大級の学生ボランティア団体。国際協力・環境保護・地域活性化・災害救援・子どもの教育支援といった幅広い活動を行っている。

「大学生のお兄さん、お姉さんと一緒に活動をしたい」「ボランティア活動をやってみたい」という中高生を募集している。

年会費 高校生 2,000円 中学生 1,000円 (2024年8月時点)

横嶋さん、白井さん

高校時代に「学生ボランティア団体Ulysses」を自ら設立し、学生の力で街を綺麗にしたいという想いから、学生が主体となって活動しています。

毎月1、2回 土曜日or日曜の10時から1時間程度ボランティア活動を行なっています。世田谷区エリアでのゴミ拾いの活動が中心で、主な活動場所は自由ヶ丘、三軒茶屋、駒沢公園です。他団体とのコラボを通して渋谷での活動も行っています!約45分歩きながらゴミを拾った後は、ゴミを缶、瓶、ペットボトル、その他燃えるゴミ等に分別して、参加記念写真を撮影して終了となります。学生の希望者には、ボランティア参加証明書を配布しています。

 

 

  • きっかけ

高校1年生の春、新型コロナウイルスが蔓延し学校生活においても部活動や委員会など大きな制限がかかりました。幼馴染の私たちはそんな状況下でも何かできることはないかと考え、当時お互いに関心を持っていた環境問題への解決として「ごみ拾い」なら自分達でも出来るのではないかと意見が合致しました。

 

1年近く他団体が企画している街や海のゴミ拾いボランティアに参加しました。しかし、若者が主体となって街のクリーン活動を行なっているところが少ないと気づき、2人でUlyssesを設立しました。

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  • ボラティアを通じて得られた経験、ボタンティアの魅力

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①幅広い世代との交流

Ulyssesの参加者は2歳~70代までと幅広く、日曜日に家族で毎月のイベントとして 来て下さる方や親子での参加の方。友達と参加して下さる学生や社会人、一人参加の方もいらっしゃいます。

​このような幅広い世代と参加タイプの方々が共に活動することで、知らない人同士でも会話や笑顔が生まれ、楽しそうに交流されている姿から、協働することの素晴らしさを学びました。

②組織を運営するスキル

異なる世代をまとめることや安全面を考慮したコースを考えること、適切な時間帯や曜日、定員数など初めは迷うことばかりでした。

現在の形に落ち着くまで、組織の活性化に必要なこととそうでないものを取捨選択し、活動を進めていく中で組織運営力が身に付いたと自負しています。

③ボランティア活動の意義を実感

ボランティア活動は、無償で行う社会貢献活動のことを一般的にいいますが、自分の意思で時間や労働力を提供する以上に、一度始めるとやりがいを感じます。活動を通して学ぶことや気付かされることも多いです。そして、何よりもリピートして参加して下さる方が多いことがUlyssesの強みです。​​活動中に街を歩いている人から感謝の言葉をかけられる機会も多く、とても気持ちよく作業することができます。些細なきっかけで始めた活動が3年間続き、ここまで成⻑出来たことがとても嬉しく、毎月の活動からボランティアの意義を感じています。

これからも、社会問題や環境問題に興味を持ち、自分自身も成⻑できるボランティア活動を続け広めていきたいと考えています。

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  • ​最後に、中高生に向けて

私たちはコロナ禍の状況の中、色々なボランティア活動をたくさん経験し、Ulyssesというボランティア団体を設立しました。

中高生の皆様は、まず自分の興味があるボランティア活動に1度参加してみることが大切だと思います。

 

世田谷区のボランティアサイトを閲覧したり、海、山、農家、介護施設などで行っている外部ボランティア団体のHPを検索してみると色々なお手伝いの募集があり面白いです。

 

ボランティアは世代を問わず、誰もが気軽に参加できる素敵な活動です。中高生の皆さんにもぜひ勇気を出して色々なことにチャレンジしてみて欲しいです。Ulyssesの活動へのご参加もお待ちしています。

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学生ボランティア団体Ulysses🦋
"学生が運営の中心"となって街を綺麗にすることを目標に、ゴミ拾いのボランティアをしている。

​団体名の由来:
Ulyssesとはユリシス・バタフライという幸運を運ぶ青い蝶のことをさす。この蝶のように、「ゴミを拾って、街の人に笑顔を運ぶ」という由来から命名した。
小熊日花さん
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経験談

薬師 子龍さん

現在高校2年生で代表を務めていて、「輪音」を始めたのは高校1年生の終わり頃です。他にも、地元を盛り上げる活動にも取り組んでいます。

高校生が富山大空襲を学び、体験談を聞き、それらを発信する活動をしています。

また語り継ぎを軸に、戦争や平和について多くの人に考えるきっかけを提供したいと思い、小学生向けの平和プログラムの企画やメディア出演も積極的に行っています。

  • きっかけ

2023年12月に、太平洋戦争中に富山県富山市で起きた「富山大空襲」の体験談を聞き衝撃を受けました。さらに、今もなお世界で戦争が起きていることや私自身の曽祖母から戦時中の話を聞けないまま曽祖母が亡くなったことを思い出しました。

 

高齢化などで年々大空襲の体験者が減少する中、若い世代が語り継ぐ必要があると感じ、友人を誘って2024年1月から動き出しました。

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  • ボラティアを通じて得られた経験、ボタンティアの魅力

体験者の方を取材し、聞いたことをSNSで発信するために要約する力を得ることができました。また平和プログラムの企画を通して、企画力や提案力が身に付きました。他にもプログラムの運営やメディア出演を通して、自分たちが思っていることを言語化する力や、様々な年齢の人に伝える力がつきました。そして富山大空襲の体験者から当時の様子を語って頂くという、貴重な経験ができました。

戦争に対する関心が高まり、以前までどこか遠い国の話だと思っていた「戦争」をより自分ごととして考えるようになりました。

  • ​最後に、中高生に向けて

一緒に平和や戦争について学び、考えそれらを多くの人に発信する活動をしてくれる仲間を募集しています。

戦争体験談は途切れなく後世へ繋ぐために、ぜひ一緒に様々なことに挑戦しましょう!ご連絡お待ちしています。​​

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高校生ボランティア団体 輪音
富山県で活動する高校生ボランティア団体。

戦争体験談は途切れなく後世へ繋ぐための活動を続けている。太平洋戦争中に起きた「富山大空襲」についての伝承に加え、ウェルビーイングを目標として、他団体と連携してイベントの運営などを行っている。
Waon
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